« 加藤いづみLIVEアルバム | メイン | 被害者の自宅の番号が表示される詐欺 »

2005年01月23日

抗生物質って意味が無い?!

この間、TV「ためしてガッテン」を見ていましたら、薬の抗生物質り話題をしていました。ノロウイルスにかかって抗生物質を飲んでいた所でしたので、注意深く見てみると風邪の時にお医者さんから処方される抗生物質というものは細菌には効果があるが一部のウイルスを除いては効果が無いどころか飲み方を誤ると有害だというものでした。風邪は大きく分けてウイルス性のものと細菌性のものがありまして、風邪そのものを治す薬というのは現在見つかっておらず、又どちらの場合にもお医者さんでは大概抗生物質が投与されます。その抗生物質ですが、本当の目的は風邪をひいて併発する「肺炎」を予防する用途に用いられるもので風邪のウイルスを直接退治するものではないと言うものでした。風邪をひいたときに体が弱って「肺炎」をおこせば困るので、予め抗生物質を飲んで肺炎に備えると。
しかし、最近の研究ではその肺炎を予防する用途にも力不足であり、肺炎にかかった時に初めて効力を発揮するものだったのです。
「・・・・・・・・」
なんだったんだ、抗生物質は風邪を治してくれるんだと思ってました。
じゃ、なんでお医者さんは抗生物質を出すのかしら?
番組は最後にこう締めくくっていました、
「お医者さんが出す抗生物質は意味のあるものですから必ず服用してください」
「・・・・・・・・」
説得が無いです(>_<)

投稿者 knish : 2005年01月23日 00:19

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://knish.jp/cgi/mt/mt-tb.cgi/146

コメント

検索中にこのページにたどり着きました。製薬会社に勤めています。この手の話は皆さん混乱されるので・・・と思い、おせっかいですが解説してしまいます。

「風邪」は一般的な症状(熱、のどの痛み、くしゃみ鼻水などなど)に対して使われる呼び名なので、何が感染して風邪症状がでてきたのか、によって本当は治療方法が異なります。

肺炎球菌、という、気道にくっつきやすい細菌が原因でのどに炎症が起きている場合には、抗生物質で細菌を殺すことができます。(肺炎球菌という名前からわかるように体調が悪く、菌が増えすぎると肺炎を起こす菌です。)
この風邪に抗生物質投与はありですよね。

ウイルスが原因で風邪症状が出ているなら、抗生物質はウイルスに作用しないので投与しても無駄です。
ところが、ウイルス感染と同時に感染してくる細菌がいるんです。
この場合は、抗生物質で細菌だけでもやっつけておく、という治療になります。(熱はウイルス、のどは細菌という場合もあるのです。)
医師はこの症状の出かたなら、細菌も関係していそうだな、という経験から「複合感染」を見越して抗生物質を処方している場合が大部分だと思います。
(まぁ、TVでコメントできないでしょうが、抗生物質を出しておけば患者が安心するから、と処方してしまう医師がいるのも事実ですが・・・)
メーカーとしては、薬を信用して飲んでほしいもので・・・お邪魔しました。

投稿者 kumi : 2005年12月29日 17:35